独学で二級小型船舶操縦士を取得する。勉強編
小型船舶操縦士の試験では学科試験と実技試験があります。
それぞれの勉強法について紹介していきたいと思います。
私はこの方法で両方の試験に1発で合格することができました!
学科試験対策
資格取得の勉強では常識かと思いますが、過去問をひたすら解いていく方法が確実です。
本番の試験では似たような問題が出題されるので、過去問を解いておけば学科試験は合格できます。
過去問を解いていく時は間違えたところにマーカを引いておき、2周目はそこだけ解くようにしていきます。
利用した書籍は「二級小型船舶操縦士学科試験問題集」です。
購入される場合は、最新の年度のものを購入しましょう。
教本もあるのですが、私は使いませんでした。
過去問を解いていると、「なんでだろう?」と思うことがあるのですが、そんな時に教本があればなとは思いました。
その都度ネットで検索して調べるのは面倒でしたので、準備するのもありです。
実際に私が受けたときに出題された問題の一部を紹介します。
問 小型船舶で航行する場合の注意事項として適切なものは、次のうちどれか。
1.さまざまな人が同じ水域を利用していることを、頭に入れておかなければならない。
2.沿岸だけを航行する場合は、無線機や携帯電話を持つ必要はない。
3.霧が濃くなって視界が悪くなったら、速力を上げて帰港するのがよい。
4.自分さえ安全ならば、速力を上げて航行してもかまわない。
この答えは勉強してなくても常識的に考えたらわかりますよね?
そうです1です。
つづけてもう一つ
問 航行中の2隻の動力船が真向かいに行き会い、衝突するおそれがあるときの航法として正しいものは、次のうちどれか。
1.互いに針路を右に転じる。
2.速いほうの船舶が、他船の進路を避ける。
3.互いに針路を左に転じる。
4.遅いほうの船舶が、他船の進路を避ける。
この問題の答えは1です。
勉強して知識として知っているかいないかなので覚えるしかありません。
このような感じで出題されるので何度も過去問を解いていれば自然と正解の選択肢を選ぶことができるようになります。
また、問題は【小型船舶操縦者の心得及び遵守事項】について12問、【交通の方法】について14問、【運航】について24問の合計50問が出題されます。
合格基準は、それぞれの項目で正答率は5割必要で、全体として33問以上正解できれば学科試験は合格です。
ですので、わからない部分があってもそれほど気にする必要はありません。
試験後に回答が貼り出されるのですが、私はすべて合っていました!
ですので「二級小型船舶操縦士学科試験問題集」を買ってきてひたすら繰り返せば学科試験の合格は可能です!
実技試験対策
独学で船舶免許取得する場合に一番困るのが、この実技試験の部分かと思います。
もちろん一番いいのは免許スクールで操縦のレクチャーを受けることです。
実際私は試験当日まで運転したことがありませんでした…
どうしたかと言いますと「いまから取るボート免許」というムック本を買いました。
こちらの本の付録DVDに実技試験の様子が収録されているので、それを何度も見てイメージトレーニングを繰り返しました。
見るのが嫌になるくらい見ていました…
実際に運転することはできないので、映像を見て、レバーの動かし方や、ハンドルをどのくらい回しているのかなど、よく観察しました。
その他DVDには発航前点検、エンジンの始動、解らんや係留、ロープワーク、ハンドコンパスの使い方が収録されており、試験でどんなことをやるのかわかると思います。
併せて「小型船舶操縦士実技教本」を用意しよく読んで理解を深めます。
操縦に関してはイメトレしか方法がありませんが、それ以外の部分は確実にわかる、できるようにして臨みましょう。