NEC LaVie S LS150/CのHDDをSSDへ換装

前回記事「NEC LaVie S LS150/CのCPUを交換する」でCPUの交換を
紹介しましたが、併せてHDDをSSDへ換装しましたのでご紹介してみ
たいと思います
併せてwin7からwin10へアップグレードしました!

今回の作業内容は
HDDからSSDへ交換

再セットアップディスクを使って再セットアップ

win7からwin10へアップグレード
となります

SSD 120GBをamazonで注文

購入したSSDとスペーサー

今回購入したのは「グリーンハウス SSD 120GB 2.5インチ
シリアルATA-III (6Gb/s)対応高速モデル」2,085円です!
安いので失敗してもいいかと思いまして…

一緒に7mm→9.5mm厚に変換するスペーサーも購入しました
これは交換前のHDDの厚さが9.5mmで購入したSSDが厚さ7mm
のため、その調整用です

ちなみに注文した翌日に届いたのは、さすがamazon!

最終的に交換は無事成功しますが、素人の作業ですので参考事例程度に
してください

非AFTHDD?

換装にあたり1点だけ心配なことがありました
それは搭載されているHDDがどうやら非AFTのものだということです
AFTについての詳しい説明は割愛しますが非AFT→AFTへの交換では
リカバリがうまくいかなかったり、できても正常に動かなくなったり
する事象があるようです
また、パーティション開始オフセットなるものがズレてパフォーマンス
が低下することもあるようです…
ともかく試しにやってみることにしました

パーティション開始オフセットは1,048,576バイト

現在のパーティション開始オフセットは1,048,576バイトとなっています
これが4,096で割り切れないとズレていることになります
1,048,576÷4,096=256
交換前なので当たり前ですがちゃんと割り切れますね!

交換作業開始

まずはバッテリーパックをはずします
すると、プラスチックの取っ手のようなものがあります
ここにHDDがあります
裏蓋のネジを外してから、引っ張って抜き出します

ハードディスクを引っ張って抜き出したところ

コストダウンなのでしょうか、マウンタがかなり頼りないです…
HDDの交換を想定していないのでしょうか?
取り外したHDDと今回準備したSSDを比べると厚さが違います

HDDとSSDの比較
この画像では厚さの違いがわかりませんね…

厚さを同じにするためスペーサーをSSDに貼り付けます
このスペーサー両面テープで貼るだけなので楽なのですが
熱を持つので剥がれてこないか心配です…

2.5mm厚のプラ板を加工すれば代用できそうですね…

マウンタにSSDを装着してパソコンに取り付けます
取り付ける際には「ぐいっ」と少し力を入れて挿し込みます

SSDにマウンタを装着したところ

あとはネジをしめて、バッテリーパックをを取り付ければ物理的な交換は
完了です!

再セットアップディスクからの再セットアップ

再セットアップディスクをセットしてパソコンを起動します
すると画像のように再セットアップの画面が表示されます

今回は「Cドライブの領域を自由に作成してセットアップ」を選択しました

Cドライブの領域は最大を選択し実行
ここからパソコンは勝手にセットアップを開始し始めます
途中セットアップディスクの交換を促すメッセージがでるので、交換して
待つだけです

ディスクは全部で3枚ありましたが作業完了までにかかった時間は
45分程度でした
意外と早かったのはSSDだからでしょうか?

セットアップ終了画面

セットアップディスクを取り出し再起動をかけます!
正常に起動してくれるかドキドキしましたが、無事起動!!
気になるパーティション開始オフセットは!?

交換後のパーティション開始オフセット

1,048,576バイト!!

交換前と同じでした!
なので、たぶん無事SSDへ換装できたのだと思います
ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で計測したところ、
読み書き速度もなかなかの性能になっています
(交換前に計測するのを忘れていました)

CrystalDiskMarkの計測値

win7からwin10へアップグレード

引き続いてWindows10へアップグレードをしていきます
MicrosoftのWindows 10 のダウンロードページを表示
[ツールのダウンロード]を選択し、[実行]を選択
[ライセンス条項 ページ]で、[同意する] を選択
[何を行いますか? ページ]で、[このPCを今すぐアップグレードする]を選択し、
[次へ] を選択
引き継ぐ内容は[個人用ファイルとアプリを引き継ぐ]を選択してインストール開始
しばし待ちます…

「PREPARE_FIRST_BOOT操作中にエラーが発生したため,インストールはSAFE_OSフェーズで失敗しました」

ん?

Windows7へ戻されてしまいました…
ネットで調べてみると、USB接続の外付けHDDなどは外しておくや、ノート
パソコンについているパッド入力の機能は無効にするなどの記載を見つけた
ので、接続機器はすべて取り外し、パッドもBIOSより「使用しない」に設定
して再度実行!

またもや同じエラーで失敗!
試しに無線接続もやめ有線接続で実行するも、同じエラーで失敗…
もう7のままでいいかと諦めていたのですが、BIOSの画面でまだ
試せそうなものがありました、それらは

ワイヤレスデバイス
USBレガシー機能
パワーオフUSB充電
リモート電源制御
intel speedstep technology
intel turbo boost technology
no-execute memory protection

とにかくすべて「使用しない」に設定!
さらに10インストール時の引き継ぐ内容は[なし]を選択してインストール開始
すると、無事にアップグレードできました!!

初期設定を済ませた後、BIOSにて設定を調整して完了です!

まとめ

CPUの換装に始まり、HDD→SSDへの換装、Windows7→Windows10へ
のアップグレードを経て10年前の旧世代ノートパソコンが、2020年時点でも
普通に使えるレベルになりました
換装後の内臓HDDはケースを購入して外付けのディスクとして活用しています
いろいろと試行錯誤しながらの作業となりましたが勉強になりました
今回運よく成功しましたが、挑戦される方はくれぐれも自己責任でお願いします…

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