うさぎのエサは何をあげればいい?

牧草とペレットが基本
ペレット

ペレットは固形の人工飼料で、うさぎに必要な栄養素がバランスよく含まれています。
あげる量はおおよそ体重の5%くらいを1日にあげます。
例えば体重が400gであれば1日に与えるのは20g程度です。
この量を朝と夕の2回に分けて与えます。
また、うさぎは夜行性の動物なので夕方を多めにしてあげるといいかもしれません。
ペレットにもいろいろな種類がありますので選ぶのに迷ってしまいますが、初めてお迎えする場合には今まで食べていた物と同じものを選んであげましょう。
初めに用意したペレットから別のペレットに変える場合には混ぜてあげるようにし、移行していくと良いようです。
うちの「らて」の場合ペレットが大好きですごく食べたがります!!
初めに準備したペレットは、お店にいるころから食べていた写真のものを用意してあげていましたが、少し値段が高く別のものに変えることにしました。
混ぜながら与えないといけないかな?
と思っていましたが、試しに新しく用意したペレットのみで与えたところ、もりもりと食べてしまいました!
うさぎは神経質な生き物なのでびっくりです!
最後にペレットの与えすぎには注意してください。
食べたがるからと与えすぎると栄養価が高いため肥満症になってしまいますので…
牧草

牧草にはイネ科とマメ科があり、代表的なものはイネ科のチモシーや、マメ科のアルファルファがあります。
イネ科の牧草は低タンパクで高繊維なので基本的には、イネ科の牧草を与えるようにしてあげればOK。
マメ科の牧草は高タンパクなので子うさぎなど、栄養がたくさん必要な時に活用してあげましょう。
牧草の与え方は、いつでも食べられるようにしてあげること。
野生のうさぎは1日のうちの多くの時間を「食べること」に費やします。
なので牧草をたっぷりとあげて、よく咀嚼させることにより不正咬合(ふせいこうごう)の予防にもつながります。
ちなみに不正咬合とは、伸びるべきではない方向に歯が伸びてしまうことです。
うさぎの歯は常生歯(じょうせいし)と言って伸び続けます。
この常生歯は、上下の歯が噛み合わさり摩耗することで適度な歯の長さを維持しているので、適切に摩耗させるためにも咀嚼回数を増やすことは重要なポイントです。
ちなみにうちの「らて」はお店にいたころにもらっていたのがイネ科のバミューダグラスでしたので、同じものを用意したのですが、かなり食べが悪かったです…
そこで試しにチモシーに変えてみたところ、たくさん食べるようになってくれました!
特に穂の部分は大好きです。
さらに牧草をキューブ状に固めたものも大好きです。
もし牧草の食べが悪いようでしたらいろいろな種類、商品を試してみるといいかもしれません。
うさぎ用おやつや果物はコミュニケーションツールとして活用
牧草とペレットを与えていれば何も問題ないのですが…
りんごやバナナ、パイナップルなど果物はうさぎも大好きです。
もちろん、うさぎ用として売られているドライフルーツなどのおやつも好んで食べます。
加えてキャベツやニンジンなど野菜もよく食べます。
かと言ってたくさん与えるのはあまり好ましくありません。
なぜなら、肥満につながったり、牧草やペレットを食べなくなってしまったりと、困ったことになるのであげすぎには気を付ける必要があります。
エサとして与えるのではなく、うさぎを抱っこする時にあげたり、直接手から渡して食べさせたりとコミュニケーションをとるツールとして活用するのがおすすめです。
注意しないといけないのは与えてはいけない食べ物もあることです。
人が大好きなチョコレートのような人用のお菓子や、野菜の中でもネギや玉ねぎ、アボカドなどはダメです!
うさぎに与えていいものなのかわからなければ、購入したショップに確認すれば教えてもらえると思います。